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> Jスラブ工法:製品解説
Jスラブ工法は、トップコンクリート不要のフルプレキャスト床工法です。
Jスラブ工法は、トッピングコンクリートを併用しなくても、トッピングコンクリートを併用した時と同じように、面外ならびに面内荷重を負担出来る床構法です。
Jスラブ工法には、定着板つきJスラブ工法とJスラブ工法の二種類の工法があります。
定着板つきJスラブ工法は、スパンクリートパネルの空胴部分の端部に、工場にてあらかじめ必要鉄筋量をセットし、現場で敷設後、梁上ジョイント部分とパネル間目地にコンクリートを打設することにより床面を構成します。
Jスラブ工法は、スパンクリートパネルの空胴の一部を切り欠き、この部分に現場で鉄筋をセットし、梁上ジョイント部分とパネル間目地にコンクリートを打設することにより床面を構成します。
これら二つの工法は、パネル空胴内に挿入し固定した鉄筋を介して、端部の固定化と受梁との一体化を計ると共に、パネル長辺にシアコッターを設けて、パネル相互の応力伝達能力を向上させた、新しい剛床工法です。
両工法共に、(財)日本建築センターのコンクリート構造評定委員会から、適合判定を得ています。評定番号はBCJ評定-RC0259およびRC0185です。
Jスラブ工法は屋根、床などの水平部位向けに開発された工法ですので、壁、間仕切などの垂直部位には使用できません。
Jスラブ工法の採用は、周辺に梁又は耐震壁がある床に限定されます。
Jスラブ工法は、鉛直荷重に対して、スパンクリート相互を、板長方向に連続した一方向スラブとして設計します。なお、外端支持部材との拘束条件に関しては、ピン支持となります。
土圧等の水平せん断力は長期に渡る大きな荷重となりますので、他の構造支持要素で負担するようご計画下さい。
スパンクリート表面にシアコッターを成形し、スラブ上面に所定の配筋を行って、トッピングコンクリートを打設した場合は、「スパンクリート合成床工法」として扱えるため、トッピングコンクリート部のせん断伝達力を累加出来ます。
他にも設計上の留意点がありますので、ご計画に当たっては、弊社にご連絡賜りますようお願い申し上げます。
<特徴>
トップコンクリートが不要もしくは、打設するとしても少量ですみます。
床重量が軽減するため、躯体コストが減少します。
トップコンクリートがないため、RC構造では、中央サポートが不要になります。 鉄骨構造、Pca構造では、端部サポートが不要となります。
トップコンクリートが無いため、開口部やスリーブの養生が不要になります。
設備の埋め込み配管が不要になります。
鉄筋工事が減少します。
鉄筋工事の減少やトップコンクリート工事が不要となることにより、工期短縮が図れます。
プレストレスト構造ですので、長期たわみ量を小さくすることが出来ます。
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